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化粧品の倉庫保管で失敗しないコツとは?許可・管理・外注判断まで徹底解説2026.01.27
化粧品EC事業を運営する中で、多くの担当者が直面するのが「化粧品の倉庫保管をどう設計するか」という課題です。
化粧品は肌に直接触れる製品で、一般的な雑貨やアパレルとは異なり、薬機法をはじめとした法規制と厳格な品質管理が求められます。そのため、以下のような特徴があります。
● どの倉庫でも保管できるわけではない
● 保管方法を誤ると品質劣化や行政指導のリスクがある
● 倉庫選定を間違えると、後から変更しづらい
本記事では、化粧品を倉庫で保管するのに必要な許可や倉庫保管時の実務上の注意点、倉庫選定の具体的な判断基準、外部委託のメリットと注意点について、わかりやすく解説します。
化粧品の倉庫保管に必要な許可とは
化粧品を倉庫で保管し、出荷・流通させるためには、薬機法に基づく許可が必要です。「製造していないから不要」と誤解されがちですが、倉庫での保管・梱包・ラベル貼付も製造行為に含まれる点が重要です。
以下の3つは、化粧品の保管に必要な許可なので、漏れがないようにしましょう。
● 化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)
● 化粧品製造販売業許可
● 高度管理医療機器等販売業・貸与業許可
化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)
倉庫で以下の作業を行う場合、この許可が必要になります。
● 製品の保管
● 外箱への梱包
● ラベル・成分表示の貼付
物流倉庫が取得すべきなのは「包装・表示・保管区分」の化粧品製造業許可です。この許可がない倉庫に業務を委託すると、委託元の企業側も法的責任を問われる可能性があります。
化粧品製造販売業許可
化粧品製造販売業許可は、化粧品を市場に出荷する最終責任者となるために必要な許可です。
出荷可否の判断と品質保証体制の構築は、この許可を持つ事業者しか行えません。イーストフォローでは化粧品・医薬部外品製造販売業許可を取得しており、法令に沿った出荷体制を構築しています。
高度管理医療機器等販売業・貸与業許可
高度管理医療機器等販売業・貸与業許可は、コンタクトレンズなど、高度な管理が求められる製品を取り扱う場合に必要な許可です。化粧品とあわせてヘルスケア製品を扱うEC事業者にとって、ワンストップで任せられるかどうかは重要な判断軸になります。
倉庫で化粧品を保管する際の注意点
化粧品の倉庫保管では、「保管できる」だけでなく「品質を維持したまま保管できるか」が問われます。倉庫で化粧品を保管する際には、以下の3つに注意しましょう。
● 温度と湿度の適切な管理
● ロット管理と消費期限の徹底
● 危険物の取り扱いに関する注意
温度と湿度の適切な管理
化粧品は、温度・湿度の影響を受けやすい製品です。高温になってしまうと、成分分離や変色、香りの変化が起こってしまいます。また、高湿度では、容器劣化やラベル剥離、カビ発生を引き起こす可能性があります。
そのため、空調設備による温度管理や湿度コントロール、直射日光を避けた保管環境を24時間365日維持できる倉庫であることが前提条件です。
ロット管理と消費期限の徹底
化粧品には、製造番号(ロット番号)と製造記号の管理が義務付けられています。不具合発生時に迅速な回収対応を行うためにも、トレーサビリティの確保は不可欠です。
また、先入れ先出し(FIFO)を徹底しなければ、古い在庫の滞留や消費期限超過リスクが発生します。手作業管理では限界があるため、WMS(倉庫管理システム)による管理が実務上は必須です。
危険物の取り扱いに関する注意
香水・マニキュア・オイル系製品などは、消防法上の危険物に該当するケースがあります。一定数量以上を保管する場合、危険物倉庫や消防法基準を満たした設備が必要です。法令を遵守した保管体制は、企業の信用そのものを守る要素でもあります。
化粧品倉庫の選び方
倉庫選定は、コスト・品質・将来拡張性を左右する重要な意思決定です。化粧品倉庫を選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。
● 倉庫環境と立地条件の重要性
● システム・データ連携の柔軟性
倉庫環境と立地条件の重要性
化粧品倉庫を選ぶ際に確認すべき主なポイントは、以下のとおりです。
● 温度・湿度管理体制
● 防塵・防虫・防鼠対策
● 許可取得状況
加えて、立地も重要です。都内であれば、配送リードタイムを短縮できますが、コストは高くなります。一方、郊外ではコストを抑制できますが、アクセスは悪くなってしまうかもしれません。
イーストフォローの倉庫は埼玉県志木市にあり、都内配送の利便性とコストバランスを両立しています。化粧品倉庫をどこに依頼するか迷っている方は、ぜひイーストフォローにお任せください。
システム・データ連携の柔軟性
化粧品ECでは、在庫可視化や出荷状況把握、販売データ連携が不可欠です。
イーストフォローではクラウド型WMS「ロジザードZERO」を導入し、リアルタイム在庫確認や外部システムとの連携相談に対応しています。また、エクセルベースでの出荷依頼や小規模事業者のスモールスタートにも対応できる点が特徴です。
外部委託のメリットと注意点
化粧品の倉庫保管を自社で行うか、外部の専門業者に委託するかは、多くのEC企業が悩むポイントです。ここでは、化粧品の倉庫保管を外部委託することで得られる具体的なメリットと、事前に押さえておくべき注意点を整理します。
外部委託のメリット①コア業務に集中できる
化粧品EC事業において、本来注力すべき業務は以下のような領域です。
● 商品企画・OEM開発
● マーケティング・広告運用
● 販売戦略の立案・改善
一方で、倉庫保管や出荷業務は重要ではあるものの、売上を直接伸ばす業務ではありません。倉庫保管を外部委託することで、これらのノンコア業務から解放され、事業成長に直結する業務へリソースを集中させることができます。特に、少人数で運営しているEC事業者ほど、この効果は大きくなります。
外部委託のメリット②物流コストを「変動費」として管理できる
自社で倉庫を運営する場合、以下のような固定費が継続的に発生します。
● 倉庫賃料
● 人件費
● 設備維持費
これに対し、外部委託では出荷量や保管量に応じた変動費としてコストを管理できます。例えば、繁忙期では出荷量増加に応じて柔軟対応し、閑散期には無駄な固定費を抱えないといったことが可能です。
化粧品ECは、新商品の発売時期やキャンペーンによって出荷量が大きく変動しやすいため、固定費リスクを抑えられる点は大きなメリットです。
外部委託のメリット③専門スタッフによる品質と出荷スピードを確保できる
化粧品の倉庫保管では、ロット管理や消費期限管理、正確なピッキング・梱包といった、ミスが許されない業務が求められます。物流の専門業者に委託することで、これらの業務を経験豊富なスタッフが標準化された手順で対応します。
イーストフォローでは、13時までの受注分について当日出荷対応が可能です。出荷スピードの向上は、エンドユーザーの満足度向上やリピート率改善にも直結します。
外部委託のメリット④柔軟で細やかな対応を受けやすい
大手物流会社では、最低出荷量の制約や個別対応の難しさがネックになるケースも少なくありません。
一方で、イーストフォローのような機動力のある物流倉庫では、梱包方法の個別調整やスモールスタートへの対応、エクセルベースでの出荷依頼など、事業フェーズに合わせた柔軟なサポートが可能です。
スタートアップや成長途中の化粧品EC企業にとって、この柔軟性は重要な判断材料となります。
外部委託時の注意点①化粧品製造業許可の有無を必ず確認する
外部倉庫に委託する際、最も重要なのが「化粧品製造業許可(包装・表示・保管)」を取得しているかという点です。この許可がない倉庫に委託した場合、倉庫側だけでなく委託元の企業も薬機法違反に問われるリスクがあります。
コストや立地だけで判断せず、許可証の有無を必ず確認することが必須条件です。
外部委託時の注意点②責任範囲と対応フローを契約で明確にする
万が一、誤出荷や破損、品質トラブルが発生した場合、「どこまでが倉庫の責任で、どこからが委託元の責任か」を事前に明確にしておく必要があります。
契約書や業務フローの段階で、トラブル時の報告手順や補償範囲、再発防止策を整理しておくことで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。
外部委託時の注意点③自社の成長フェーズに合っているかを見極める
物流アウトソーシングは万能ではありません。出荷量や商品点数、将来の事業拡大といった要素を踏まえ、今の事業フェーズに適しているかを見極めることが重要です。
スモールスタートが可能か、将来的な拡張に対応できるかという視点で、倉庫を選定することが失敗を防ぐポイントです。
まとめ|化粧品の倉庫保管は「事業基盤」そのもの
化粧品の倉庫保管は、単に商品を保管するための作業ではありません。薬機法に基づく許可の有無、温度・湿度やロット管理といった品質管理体制、さらにシステム連携や外部委託の可否まで含めて、事業全体を支える重要な基盤です。
本記事では、化粧品を倉庫で保管するために必要な許可の種類や品質を維持するために欠かせない保管環境と管理ポイント、化粧品倉庫を選定する際の具体的な判断基準、外部委託のメリットと注意点を、EC企業の実務担当者視点で解説してきました。
これらを整理すると、「化粧品 倉庫保管」はコストだけで判断すべきものではなく、法令遵守・品質維持・将来の事業拡大まで見据えて設計すべき領域であることがわかります。
もし、以下のような不安や課題を感じている場合は、一度立ち止まって現状を整理することが重要です。今の倉庫は、化粧品製造業許可を取得しているか、温度管理・ロット管理は仕組みとして機能しているか、出荷量増加や商品点数拡大に対応できる体制か、物流コストが事業成長の足かせになっていないかを確認しましょう。
これらの問いに即答できない場合、倉庫保管や物流体制を見直す余地があります。
イーストフォローでは、化粧品・医薬部外品に対応した許可体制と、スモールスタートから相談できる柔軟な物流支援を行っています。「いきなり委託を決める」のではなく、現状整理や課題の洗い出しから相談することも可能です。
化粧品の倉庫保管に不安を感じた段階が、物流を見直す最適なタイミングです。まずは情報収集の一環として、専門業者へ相談してみてください。
